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仮想マネージドルータサービス

仮想マネージドルータサービスは、クラウドにつなぐ場合に必要となるBGP対応のルータ機能を提供するサービスです。
ルータはお客さま拠点に設置する場合と、アット東京のデータセンター内の仮想マネージドルータを利用する場合で、以下の違いがございます。

仮想マネージドルータサービス

仮に、お客さま拠点側にBGP対応のルータを設置し、ONUお預かりサービスを使いマルチクラウド構成を行う場合には、Cloud1からCloud2への通信経路はお客さま拠点まで戻ってしまうため、お客さま手配回線の帯域の増強や伝送遅延、障害ポイントが増えてしまうといった課題があります。

そのため、マルチクラウドでご利用されている場合は、仮想マネージドルータを使った構成を推奨しています。その理由は、クラウド間通信が最短距離(アット東京データセンター内)で折り返すことができ、お客さまのWAN回線側にトラフィックが流れないためで、通信効率の良いスター型の構成をとることができます。

こういったサービスを利用することで、データセンター外からでも柔軟にATBeXのサービスを利用することが可能になっています。

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物理マネージドルータサービス

プレミアムコネクト・ATBeXなどクラウド接続サービスをご利用のお客さまに、お客さまのネットワークからクラウドサービスを利用できる設定を行った物理的なルータをマネージドサービスとして提供いたします。

サービスメニュー

物理マネージドルータサービス

特徴

  • 物理的なルータのハードウェアのレンタル、コンフィグ設計・投入、設置、運用、監視、保守を含めて一括でご提供
    (管理者権限はアット東京で管理となります)
  • 物理的なルータの提供であり、お客さま専用機器としてご利用可能
  • 脆弱性対策等によりマネージドルータのOSバージョンアップは、当社が対応(有償)
  • マネージドルータ製造元メーカーのサポート終了となる場合は、当社にて後継機器に交換対応(有償)
  • お客さま側ネットワーク構成は、「レイヤー2接続」「レイヤー3接続」から選択可能
物理マネージドルータサービスのご提供範囲

ONUお預かりサービス

ONUお預かりサービス

ONUお預かりサービスは、アット東京の管理しているラックの1つの棚板のスペースをお貸しするサービスで、通信事業者の回線終端装置(ONU)を設置できます。ONUまたはメディアコンバーター(必要な場合)を最大2個まで設置できますが、ONU以外の装置の設置は不可となっています。

ここはお客さまが入室できないスペースとなっており、設置時や障害時で対応が必要な場合は、アット東京のオペレーターが通信事業者のエスコートや立ち合いを行います。また、障害発生時の対応では、アット東京のオペレーターが機器の電源OFF/ONやランプ状況確認、ケーブル抜き差し作業などを代行して行うリモートハンズ対応を標準で利用いただけます。

» ONUお預かりサービスに関する詳細はこちら

Cloud Direct Connect Pack

アット東京のデータセンターの外からクラウドPOPにつなぎたいというニーズに対して、Cloud Direct Connect Pack というソリューションを用意しています。
お客さま拠点までWANの回線も含めてアット東京が提供する「Full Pack」や、図のように回線サービスはお客さま持ち込みのものを引き込んでいただいてクラウドに接続することが可能な「回線だけ持ち込みパック」など、既存のお客さまのネットワーク構成に合わせたパターンを準備しています。

Cloud Direct Connect Pack

「回線だけ持ち込みパック」を利用すると、既にお客さまのWAN内がいろいろな通信事業者で全国の拠点に対してネットワークを持っており、アット東京の中のクラウドやサービス事業者に接続したいといった場合に、物理的なラックのご契約なしにネットワークだけサービスとして利用することができます。
ここでは、ONUお預かりサービスと仮想マネージドルータを組み合わせて利用することで、お客さまのネットワークリンクからクラウド事業者までつなぐことができるようになっています。

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ATBeXクローズドアクセス

ATBeXクローズドアクセス Type-A

ATBeXクローズドアクセス Type-Aは、お客さま拠点からクラウドまでの閉域接続をセットにしたサービスです。アクセス回線、中継ルータおよびクラウド接続回線によって構成され、ワンストップで提供します。自治体ネットワーク拠点からのガバメントクラウド接続や、企業・機関などのネットワーク拠点からのクラウド閉域接続などにご利用いただけます。

専有型のアクセス回線を選択することで、高品質・高信頼性の接続を実現可能です。共有型でフレッツ回線を選択して冗長構成のバックアップ回線側で利用すれば、コストを大きく抑えることができます。また、東京・大阪のクラウド接続ポイントを利用できることから、広域災害を想定したBCP対策も低い追加コストで実現可能です。

クラウド接続回線はATBeXにより構成されており、50Mbpsから1Gbpsまでの帯域を必要に応じて選択、さらに将来の需要変動に応じた帯域変更なども短納期で対応可能など、非常にフレキシブルなサービスです。

※アルテリア・ネットワークス株式会社の各種回線サービスを組み合わせて提供します。

アット東京Cloud Lab

アット東京Cloud Lab

アット東京Cloud Labは、1日から利用可能なデータセンター環境のレンタルサービスです。クラウド接続の事前検証や短期間だけ接続して作業したいといった場合に利用できます。データセンターをご契約されていない場合でもご利用が可能です。

例えば、オンプレミスからクラウドに移行する際に、大量のストレージデータをアップロードする場合に広帯域の回線が必要になりますが、このCloud Labに来てアップロードされるといった使い方ができます。また、お客さまのクラウドネットワーク環境の検証環境としてCloud Labでテストしていただくこともできます。

アット東京Cloud Lab

当初、アット東京Cloud Labは、ライブ会場とクラウドを直接つなぐための回線、メディアのお客さまが一時的に作りたいというニーズがありました。
ライブは1日しかないため広帯域のリンクが1日だけ必要といった要件があり、Cloud Labに一時的な環境を作り、フレッツ網の上でIPv6トンネルの機能を使い広帯域でリンクを作っていくといった使い方もできます。
さらに、フレッツ網を使いお客さまからの拠点からのクラウドサービスの確認するといった使い方もあり、Cloud Labはさまざまな用途でお使いいただけます。

» アット東京Cloud Labに関する詳細はこちら

データセンターサービス

堅牢な建物、冗長化された電源そして熟練したエンジニアによる24時間365日のミッションクリティカルな運用、監視体制と多重化されたセキュリティ。
アット東京のデータセンターはビジネスを途切れさせない、磐石のファシリティとセキュリティを備えています。
日本のビジネスの中心地である東京、大阪、福岡をはじめ、各地にデータセンターを設置し、BCP(事業継続)や、クラウド活用の際のネットワーク冗長化に対するデータセンターの連携ニーズにお応えします。

データセンターサービス

サービスメニュー

コロケーション ケージングコロケーション ハウジング、ラックコロケーション
サービス名

コロケーション

ケージングコロケーション

ハウジング、ラックコロケーション

ご契約単位

部屋

ゾーン(5~15ラック収容可能)

ラック

専有区画セキュリティ

カスタマイズ可能

ケージセキュリティのカスタマイズ
可能(テンキー、カードキーなど)

1万種以上識別可能な
個別専用ラックキー

ラック

持込み可能

アット東京標準ラック
(19インチ EIA規格/45U)

アット東京標準ラック
(19インチ EIA規格/45U)

電気料金

従量課金制

従量課金制/固定料金制

固定料金制

電源種類

多種多様な電源の提供が可能
(単相AC100V/200V、三相AC200Vなど)

AC100V・20A/30A
AC200V・20A/30A

AC100V・20A/30A
AC200V・20A/30A

運用サービス

アット東京のデータセンター内の、お客さまのデータセンター運用を代行し、アット東京のエンジニアが24時間365日、日英バイリンガルでお客さまをサポートいたします。お客さま機器の障害一次対応や機器追加時の荷物受取代行、廃棄物処理代行、部品の簡易交換などをおこないます。
お客さまはデータセンターに来館することなく、作業を完了できます。

データセンター運用代行のイメージ

インターネット接続サービス

高い信頼性と可用性を誇る、自社運営のアット東京バックボーン(AS9999)を介して、高品質なインターネット環境を提供します。
構内配線またはATBeXを経由して、全国のATBeXアクセスポイント(AP)からアット東京バックボーンへ接続が可能です。すべての上位ISP(Internet Service Provider)・IX(Internet eXchange point)とはすべてアット東京のデータセンター内において構内接続しており、データセンター事業者ならではの高い運用品質や豊富な附帯サービスが特長です。

インターネット接続サービス

特徴

  • 高い信頼性、可用性

    - アット東京バックボーンは完全冗長化
    - すべてアット東京の設備で接続
    - 冗長構成による接続やSLAにより、さらに高い信頼性を担保
    - 高い可用性実績 (1回線あたり)
     2019年度 99.998%/2020年度 100%/2021年度 100%/2022年度  100%/2023年度 99.9998%
    - DDoS対策サービスも提供可能
    ※弊社起因の障害をもとに起算

  • 高い運用品質

    - 常駐のスタッフによる24時間365日の監視
    - データセンターのスペシャリストであるアット東京の技術者による運用
    - ワンストップでのサービス提供
    - お客さまのご要望に応じた柔軟な対応

サービスメニュー

お客さまのご要望に合わせて契約帯域幅を専有できる「専用型」と、他のお客さまと共有する「共有(ベストエフォート)型」の2タイプをご用意しています。

タイプ 品目 契約帯域幅 提供方式 付帯サービス サービス提供
構内配線経由 ATBeX経由
専用型 1Mbps
~1Gbps
IPv4シングルスタック
IPv6シングルスタック
IPv4/IPv6デュアルスタック
冗長構成※1
SLA※1
Giga インターフェース※1
トラフィックレポート※2
ping監視
リゾルバDNS
NTP
共有(ベストエフォート)型 ライト100M 100Mbps IPv4シングルスタック IPv4アドレス追加※1
トラフィックレポート※2
リゾルバDNS
NTP
ベスト100Mプラス 100Mbps IPv4シングルスタック
IPv6シングルスタック
IPv4/IPv6デュアルスタック
冗長構成※1
IPv4アドレス追加※1
トラフィックレポート※2
ping監視
リゾルバDNS
NTP
ベスト1G 1Gbps

インターネット接続サービス 提供品目一覧

※1 有料附帯サービスです。
※2 ATBeX経由をご利用の場合は、有料附帯サービス「ATBeXトラフィックレポートサービス」のお申し込みが必要です。

NTP(stratum1)サービス

インターネットを介さない閉域接続でのNTPによる時刻配信サービスです。
複数のGNSS衛星を時刻源として利用し、時刻ソースはGPSだけでなく準天頂衛星システム「みちびき」に対応します。
“stratum1”のNTPサーバーをアット東京ネットワークプラットフォームサービスATBeX経由で2系統で提供します。

NTP(stratum1)サービス

特徴

  • インターネットを介さない閉域接続でのNTPによる時刻配信
  • 複数のGNSS衛星を時刻源として利用
    時刻ソースはGPSだけでなく準天頂衛星システム「みちびき」に対応
  • “stratum1”のNTPサーバーを2系統で提供
  • セイコーソリューションズ製タイムサーバーシリーズアジャストモード(※)による「うるう秒処理」を実施
  • ATBeX上の1つのサービスとして利用可能
    ※ 本NTPサービス設備はATBeX東京ゾーン(CC1)に設置

付帯サービス

専用ファイアウォール(FW)サービス

お客さま論理ネットワークと弊社NTPサーバ―間を接続するFWをお客さま専用に設定し、運用管理はアット東京にて行います。

  • NTPサーバ―に接続する論理ネットワークをお客さま指定のIPアドレスで構成
  • 専用FWでデフォルトゲートウェイを1つ設定可能