IBM Cloud Direct Linkは、IBM Cloudが提供するIBM Cloudと専用のネットワークでつなぐためのサービスです。本サービスを利用することにより、IBM Cloudとやり取りされる機密データの転送の安全性を確保し、低遅延で信頼性の高いネットワーク接続を実現できます。
IBM Cloud Direct Link には、オンプレミスネットワークと接続するための以下のメニューがあります。
アット東京中央センターは、IBM Cloud のDirect Link ロケーションの1つであり、IBM Cloud Direct Link Dedicated 2.0を提供可能なデータセンターです(ロケーションタイプ DC、オペレーターサイトコードTOK02)。そのため、アット東京中央センター(CC1)および中央第2センター(CC2)ではIBM Cloudと同一ロケーション内でオンプレミス環境を提供することができ、光ファイバーケーブルで直接接続することで、広帯域、低遅延、そしてセキュアなハイブリッド環境を実現できます。
アット東京データセンター内での直接接続のイメージ(CC2)
また、アット東京はIBM Cloud Direct Link Connect 2.0の接続パートナーとして、IBM Cloudへアクセスできるネットワークサービスを提供しています。このことにより、ATBeXのネットワークを介して、50Mbpsの低帯域からお客さまの要件に合った帯域を提供でき、利便性、柔軟性に優れた高品質な接続サービスをお使いいただけます。
アット東京の、東京、大阪のIBM Cloud Direct Linkロケーションへの接続サービスは下記の2か所です。
アット東京は、IBM Cloud Direct Linkへの接続サービスとして「プレミアムコネクト for IBM Cloud」と「ATBeX ServiceLink for IBM Cloud」の2つのラインナップを提供しています。それぞれ「Direct Link Dedicated 2.0/ Dedicated on Classic」と「Direct Link Connect 2.0 / Exchange on Classic」のメニューに対応しており、お客さまの利用方法、必要となる帯域に合わせてサービスをご選択いただけます。
IBM Cloud Direct Linkとアット東京サービスの対応表
本サービスでは、アット東京データセンター内のIBM Cloud Direct Link接続口へ直接接続する光ファイバー配線を提供いたします。本サービスは、「Direct Link Dedicated 2.0/ Dedicated on Classic」のメニューに対応しており、1Gbps以上の広帯域でのネットワークリンクが利用可能です。IBM Cloud Direct Link接続口と1:1で接続となるので、冗長構成をご希望の場合は2回線のお申し込みが必要です。
プレミアムコネクトで提供する光ファイバー配線の接続仕様は、シングルモード光ファイバー2芯です。お客さまラック側のケーブルのコネクター形状はSCコネクター、LCコネクターから選択できます。
IBM Cloud Direct Linkに接続するためには、プレミアムコネクト for IBM Cloudの他に、IBM Cloud Direct Link接続するためのBGP対応ルータの準備が必要です。ルータはお客さまで準備していただき、お客さまラック内に設置いただくか、別途契約で当社の「仮想マネージドルータサービス」をご利用いただくことも可能です。
本サービスにはIBM Cloud側の「IBM Cloud Direct Link ポート料金、データ転送料」は含まれておらず、お客さまに直接IBM Cloud管理コンソールからご契約いただき、IBM Cloud側のアカウントに請求されることとなります。
本サービスでは、アット東京の相互接続プラットフォームATBeXを介して、IBM Cloud Direct Linkへ接続するための論理回線(L2のネットワークリンク)を提供します。本サービスは「Direct Link Connect 2.0 / Exchange on Classic」のメニューに対応しており、50Mbpsの低帯域から5Gbpsの広帯域までのネットワークリンクの利用が可能です。
ATBeXをご利用いただくためには、お客さまラックまでATBeX接続回線(物理的なケーブル)を敷設いただく必要があります。ATBeX接続回線の帯域は1Gまたは10Gから選択でき、配線の接続仕様はシングルモード光ファイバー2芯です。お客さまラック側のケーブルのコネクター形状はSCコネクター、LCコネクターから選択できます。
IBM Cloud Direct Linkに接続するには、ATBeX接続回線上で論理回線(ATBeX ServiceLink for IBM Cloud)を申し込むことにより、利用可能となります。帯域は50Mbps~10Gbpsまでのメニューに対応しており、お客さまの必要な帯域でご契約いただくことが可能です。
ご利用にあたっては、IBM Cloud Direct Linkに接続するためのBGP対応ルータの準備が必要です。ルータはお客さまでご準備いただき、お客さまラック内に設置いただくか、別途契約で当社の「仮想マネージドルータサービス」の用意もございます。本サービスにはIBM Cloud側の「IBM Cloudポート料金、データ転送料」は含まれておらず、お客さまに直接IBM Cloud管理コンソールからご契約いただき、IBM Cloud側のアカウントへ請求されることとなります。
ATBeXの接続サービスについての詳細は[ATBeXとは]をご覧ください。
本サービスは、IBM Cloudと同一ロケーションである優位性を活かし、クラウドとオンプレミスのデータベースをハイブリッドで利用できるソリューションサービスです。
本サービスの特長は以下の通りです。
サービスメニュー表
下記のボタンから設問に答えるだけで、クラウド接続の推奨構成をご提案します。ご希望の方はそのまま見積依頼をすることも可能です。
リーフレット
IBM Cloud Direct Linkに関するブログも随時更新しております。ご覧ください。