2021年のATBeXを振り返って

2021.12.09

その他

ご訪問いただきありがとうございます。

サービスを運用している斎藤と申します。今年も早いものであっという間に年末が近づいてきました。

本年7月にオープンしたこの「ATBeXポータル」も6か月目を迎え、「ATBeXサービス」は提供開始から4年が経過、12月から5年目に入りました。

今回は、ATBeXをご利用いただいている状況をこの1年間を振り返ってご紹介したいと思います。

今後のATBeXご利用の際のヒントになれば幸いです。

なおデータ集計のタイミング上10月末時点の実績を掲載しています。

目次

1. 概況~ATBeX回線数の推移

この1年間におけるATBeX接続回線および論理回線の利用推移をご紹介します。

ATBeX利用者(※1)の接続回線数および論理回線数の推移を示したものです。

接続回線数はこの1年間で1.7倍に増加しました。一方論理回線は2.3倍の増と、1接続回線あたりの論理回線数の増加傾向が表れています。

1つの接続回線で複数、多目的の論理回線をご利用いただけるATBeXのメリットを活用いただけているお客さまが増えていて、当社としてはとてもうれしい状況です。

※1 サービス事業者さま(他のATBeX接続者の方にATBeXを介してサービスを提供される方)を除きます。以降のデータについても同様です。

2. 業種別のATBeX利用状況

2-1. 利用者の業種

ATBeXがどのような方にご利用いただいているかご紹介いたします。

ATBeX利用者、「ITベンダー」「インターネット・SNS」「金融」「通信」「(そのほかの)一般企業」の5分野に利用者を分類しました(分類は執筆者が本記事用に行ったもので、1つの目安としてご覧ください)。

下図は現時点と1年前におけるATBeX利用者を業種別に示したものです。

いずれの業種もこの1年間で増えていますが、金融、通信分野の増加が特に目立っています。

金融分野の利用者数は、以前は他分野に比べると少な目だったのですが、この1年間で増加率では一位となっています。

2-2. 業種別利用者あたりの論理回線数

次に、利用者あたりの論理回線利用数を、業種別にみてみます。

先ほど同様現時点と1年前を比較しています。

全業種とも増加の傾向ですが、ITベンダー分野は顕著でエンドユーザさまが増えていることが推察されます。通信分野の増加率も高くなっていますが、同様の要因かと思われます。

  


3. ATBeX提供仕様からみた利用状況

ここからはATBeX提供仕様のいくつかの項目を切り口に、ご利用状況の特徴をみていきたいと思います。

3-1. 接続回線の利用形態

ATBeXサービスでは、お客さまから接続回線を2回線同時にお申込みいただいた際は、ご記載内容を踏まえ当該2回線を冗長構成として設備収容を設計し提供しております。

下図は2回線同時申込と1回線単独申込の回線数比率を示しています。

外側の円が2021年10月末時点、内側の円が2020年10月末時点の状況です。

1年前と比較し、2回線同時申込数の比率が8ポイント増加しています。

現時点では2回線同時申込を冗長1セットとして、1回線単独申込とその数量を比較すると約1.4倍となっており、冗長構成ニーズの高さがうかがえます。

3-2. 接続回線のインタフェース速度

下図は提供中の接続回線数を、インタフェース速度別に区分したものになっています。

IF速度10Gbps回線の増加率がこの1年間で100%超となっており、IF速度1Gbps回線の増加率に比べ目立っている状況です。

3-3. 論理回線の品目

ここからは論理回線についてご説明していきたいと思います。

各種サービス事業者への接続性を提供するServiceLinkと、お客さま内またはお客さま間での接続性を提供するPartnerLinkの品目別利用状況をご紹介します。

PartnerLinkはこの1年間で増えてきてはいるものの、ServiceLinkの利用、その中でもクラウドサービス利用が圧倒的に多い状況です。

3-4. 論理回線の帯域

下図は接続回線毎の論理回線帯域合計値の分布を示したものです。

現在と1年前とを比較すると、論理回線帯域合計が500Mbps超となるような接続回線の割合が、500Mbps以下と比べて大きく増加しています。

最初にご紹介いたしましたが接続回線あたりの論理回線数が増加していること、および1つの論理回線の帯域自体が大きくなっていることの双方がこのような状況につながっています。

3-5. マルチクラウド

最後にクラウドサービス事業者への接続をご利用の接続回線で、複数のクラウドをご利用の回線の比率をご紹介します。

上図は、異なるクラウドサービスへ接続する複数の論理回線をもっている接続回線を「マルチクラウド利用」、単一のクラウドサービスへ接続する複数(または単数)の論理回線をもっている接続回線を「マルチクラウド未利用」としてカウントし、その比率を示したものです。

1つの接続回線で複数のエンドユーザさまがそれぞれ異なるクラウドをご利用されるケースはエンドユーザさま単位ではマルチクラウドとは言えませんが、上図ではそのようなケースがある場合「マルチクラウド利用」に区分されます。

このため当社から見た参考情報とはなりますが、マルチクラウド利用は進んでいる状況です。

4. 最後に

この1年間のATBeXのご利用状況を振り返ってご紹介しました。

サービスの統計情報ばかりでしたが、ATBeXサービスの効果的な活用のヒントになれば幸いです。

ATBeXのサービス全般についてご不明点などございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。

お読みいただきありがとうございました。

来年もよろしくお願いいたします。




この記事を書いた人 
斎藤

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