新春特別企画 2022年のATBeXを語る座談会

2022.01.06

レポート

あけましておめでとうございます。アット東京で広報宣伝を担当している鈴木です。

今年もATBeXポータルは、いろいろなトピックやブログを公開していきますので、よろしくお願いいたします!

新年1つ目のブログは、「2022年のATBeXの展開」をテーマにした座談会です。

当社内のATBeX展開戦略のキーパーソンが、和やかな雰囲気の中でそれぞれの想いを語り合いましたので、その様子をご覧ください。

2022年のATBeXを語る座談会

 

 

<参加メンバー>



中村 晃
代表取締役社長

2022年の個人的な抱負:体重を5キロ落としてスリムになり、健康を大事にしたい



八木澤 一郎

取締役副社長

2022年の個人的な抱負:昨年から毎日2万歩歩くことを日課にしており、今年も継続すること


大西 雅之

企画室 事業企画部 部長
中長期戦略の策定、他事業者との連携、企画検討を担当。ATBeXを全国に広める活動もおこなう。

2022年の個人的な抱負:なにかしらのくじを当てて、暖かいところに別荘を買う


杉山 智倫
企画室 プラットフォーム企画部 部長
ATBeXおよび関連サービスの企画、開発支援、パートナーの協業推進、ATBeXポータル運営を担当。

2022年の個人的な抱負:10年以上乗った車を買い替えたい。しかし、こちらも半導体不足の影響が…


小浦場 恒人
ソリューション本部 ネットワークサービス部 部長
ATBeXをはじめとするネットワークサービスの企画検討、設計、構築、運用を担当。

2022年の個人的な抱負:趣味で4つのサッカーチームに入っており、頑張って2チームで点を取りたい(ポジションはサイドバック)


<進行>


曽根 ゆう
企画室 プラットフォーム企画部 主任
ATBeXのパートナーリードを担当。ATBeXポータル運営の主要メンバー。

2022年の個人的な抱負:美味しいものをたくさん食べながら、健康的なダイエットを成功させたいです!
1に循環、2に代謝、3に笑顔で成功させます!笑

 
 

2022年はNear Cloud、バックボーンの強化、認知度向上がポイント

 


曽根: ATBeXのサービスを開始して、今年で5年になります。今日は2022年のATBeXのことを皆さんと話していきたいです。早速ですが、社長の思いや考えをお聞かせください。


社長:今年はとにかく、日本の企業や官公庁の皆さまがクラウドにつなぐというときに、まず「ATBeXでつなごう」と思ってくれる、そのくらい認知される年にしたいと思っています。

曽根:ATBeXの認知度向上は今年の大きな目標になりますね。杉山さん、このことについてどう思いますか?

杉山:これまで都内だけでなく、日本全国のさまざまな大規模都市のデータセンター事業者との連携を増やしてきて、いろいろな方に使っていただける機会が増えてきました。2022年はさらに各県単位の事業者との連携を増やしたり、SD-WANでの接続を強化したりすることで、津々浦々にATBeXのサービスが届くということができるのではないかな、と思います。IT業界の人なら誰もが知っている、というところを目指したいですね。

曽根:本当にそうですね。社長や杉山さんがおっしゃったように、日本の企業や官公庁、IT業界の皆さまがクラウド・DC間接続など、「つなぐ」検討をされる際に「ATBeXで接続すれば要件に応えられる」と思ってもらえるように、サービスの質向上と認知度向上がキーになりますね。

さて、杉山さんからATBeXを津々浦々に広げる話が出ましたが、続いては大西さんにお聞きしたいです。どこまで国内連携を広げていくのかというプランや、どう考えているのか教えてください。


大西:先ほど社長がおっしゃった、全国どこにいる方でも「クラウドにつなぎたい」というときに選択肢としてATBeXを思いつくことを目指したいです。皆さんに知っていただけるように活動したいと思います。

単純にこのまま広げていくのではなく、いろいろな方と話す中で「こういう機能があったらいいよね」というものは、追加できるならどんどん追加して、他のサービスにはない価値をつくるのが大事だと思います。

小浦場:お客さまであるサービス事業者とユーザーを、ATBeXでつなぐだけでサービスが増えていくなんて、すごいことだと思っています。みんなで協力してどんどんサービスを増やしていきたいですね。

杉山:認知度を上げるなら、いつか全国ネットでテレビコマーシャルとかしたいですね(笑)

曽根:ATBeXでコマーシャルやってみたいです!ワクワクしますね。

大西さんのおっしゃる「他のサービスにはない価値をつくるのが大事」という言葉が心に刺さります。「こういうものがあったらいいな」と思うサービスがATBeXとつなぐだけで使える、これも今年の大きな目標になるのではないでしょうか。

では杉山さん、最近よく耳にする「Near Cloud」について、2022年はどう充実させるか、というところをお聞かせください。


杉山:「Near Cloud」とは、クラウドの出入り口に近い場所という意味です。お客さまがDXを進めるうえで、メガクラウド、インターネット、SaaSなどさまざまなサービスを複合的に連携させてシステムを実現する時代に変わってきており、その際、この領域はとても大事です。クラウドで実現できないこと、マルチクラウド接続で必要となる機能を「Near Cloud」の領域で補完していくことがこれから必要となります。

特に各メガクラウドのダイレクト接続ポイントが設置されているアット東京が、「Near Cloud」のサービスを充実させていくことは使命だと思っています。従来のラックスペースの提供だけではなく、さまざまな機能をデータセンター事業者がサービスとして提供し、データセンタースペースを借りなくても、お客さまがやりたいシステムを実現できるようにしていきたいです。

ここは非常に壮大な分野で、津々浦々にネットワークを延ばしていくという部分と、そのうえでどのようなサービスを提供していくか、という部分を付加していくことには、無限の可能性があるんですね。身近なところだと、来年は仮想ネットワークやストレージなどのサービスをあわせて提供していこうと計画しております。

また、今後はユーザーからの接続も当社データセンター、提携データセンターからの接続だけでなく、SD-WANを用いてお客さま拠点から直接WAN回線経由でATBeXへ接続し、そこからクラウド等に接続する仕組みの実現にも積極的に取り組んでいきたいと考えています。


この絵のように、ATBeXのプラットフォームで「こんなこともできるの!?」と利用者が思ってくれて、日本中の企業がATBeXを使って新しい発想のDXの仕組みを作れるようなことを実現したいですね。

社長:私が最初に抱負で、「企業がクラウド接続するならATBeX」という話をしましたね。それは2022年の話ですが、さらに先を見たときにNear Cloudというのはとても大事で、これから企業のネットワークのつくり方も変わってくると思います。そういうなかで、当たり前にクラウドにつなぐというだけじゃなく、いろいろな機能でATBeXを日本の各企業が使ってくれるようになったらな、と。この先を見たときに、Near Cloudの充実は本当に大事なテーマだと思っています。


曽根:
次に小浦場さんにお話を伺いたいと思います。2021年は自動化システムのATBeXオーケストレータシステム(@OS)が大阪に対応し、大きな進化がありましたが、2022年にはどのようなプランを立てられていますか?また、ATBeXのバックボーン(通信回線網)についてのお話をお願いします。


小浦場:@OSでATBeXの設定の自動化を進めていますが、自動化って、皆さんが思うほど柔軟ではないんですよ。その柔軟性を作るために、いろいろなパターンを作っておいて、テストをしてつくるので、複雑なことは自動化でも大変です。そこのバランスを見ながら、できることを増やしていきたいと思います。

バックボーンについては、必ず増強をしなくてはいけないので、できるだけシンプルな仕組みでやることを徹底して、難しいことは末端でやるようなつくりにしていかないといけないと思っています。2022年で物理筐体を増やす必要があるのですが、お客さま収容ポートを増やすという対応をしながら、バックボーンを拡張していく必要があります。クラウドは日々変化しているので、その変化にどうやって適応するかが課題です。

それから、今はアット東京のソフトウェア開発スキルの強化の過渡期だと思っています。ATBeXが世の中に広まって、@OSの自動化の仕組みをやっているということがもっと広まれば、ソフトウェア開発者が興味を持つと思います。私自身の活動も含めて、みんなの活動で「アット東京で働きたい!」という人が増えるのは、目標のひとつですね。

曽根:ATBeXは津々浦々にサービスが届くように活動していますが、それもネットワークチームが作るATBeXのバックボーンがあるからこそできていると思っています。日々変化しているクラウドに対応する力は、結束力の強いチームワークから生まれていると感じますね。そのチームに参加したいと思う方が増えることを願っています!

それでは最後に八木澤さん!今日は2022年の展開について皆さんにお話しいただきましたが、最後にユーザーの皆さまへのお言葉をお願いします。


八木澤:お陰様で、ATBeXは2017年にサービスを開始して以来、順調に提供回線数を増やしています。この間、IXさまや主要なクラウドベンダーさまとの接続も進み、利便性を大きく上げることができました。

そして、お客さまにATBeXをご利用いただくことによって、ATBeXはますます便利になっていきます。新たなお客さまにとって、これまでご利用いただいているお客さま全てが、ビジネスパートナーとなる可能性があるからです。

これからのATBeXは、お客さま同士を結びつけて、新たな価値を生み出す場としてお客さまとともに成長していきますので、今後のATBeXにご期待ください。

曽根:ありがとうございます!ATBeXの成長にぜひ期待していただきたいと思います!2022年もよろしくお願いします。

社長:今年もよろしくお願いします。頑張りましょう。

一同:よろしくお願いします。


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2022年もATBeXは進化を続けていきますので、今後の活動をぜひお楽しみに!

今年もよろしくお願いいたします。

この記事を書いた人 鈴木

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