広報担当が書く箸休めブログ…芸術の秋。ATBeXについて考えてみた

2021.10.14

その他

人呼んで@広報の中のヒト1号、美学専攻・学芸員(といっても弊社で学芸員のポジションはないですが)です。
そんな超スーパーウルトラ文系人間が書くブログです。今回は美術館や博物館好き、舞台好きのひとりとしての気持ちをこめて書きます。
気分転換にでも、お読みいただければ幸いです。

美術館や博物館、お芝居(舞台)に行くのを控えてきた日々

新型コロナウイルスの流行により、念のためということで、私は緊急事態宣言の期間中、美術館や博物館、お芝居(舞台)に行くことを控えてきました。
美術館や博物館、劇場Loveで、絵や彫刻やむかーしむかしの何がしか、を見ていること自体が大好きな自分としては、非常に切ない気持ちで過ごしました。ううう美術館で実物を観たい 涙 と。

10月に入って緊急事態宣言も解除されたことだし、思いつく限りの感染対策をとりながら、そろそろまた、美術館・博物館・劇場に通い始めようかなと思っています。

アートとデジタル技術、ネットワーク環境

そんな世の中で、各国の代表的美術館はこぞって、オンラインビューイングやバーチャルツアーを始めています。
デジタル技術やネットワーク環境の進歩で、アートの世界でもデジタル技術との融合により自宅で鑑賞したり体験したりできる今日この頃。技術者の皆さまに感謝感謝です。

https://bijutsutecho.com/magazine/insight/21582
(上記リンク元:美術手帳)

さらにアートとデジタルにかかわることを検索していたら、いつも弊社がお世話になっているASCIIさんのサイトで下記をみつけました。この仕組みでは、ビジュアルデータと情報をクラウド上で管理・共有することができるとか。

https://ascii.jp/elem/000/004/024/4024721/
(上記リンク元: ASCII START UP)

私は学生時代に博物館における資料整理論も学びました。当時の資料管理は主に紙(カードやリングファイル、ノートなど)。上記のような仕組みがあれば、学芸員の仕事の効率は飛躍的向上するだろうな、と想像できます。

ちなみに余談ですがこの写真は一昨年12月に行ったカナダ・バンクーバーのUBC人類博物館で購入した、日本でいうお守りのようなもの。ネイティブの民族に伝わる、ある意味を持つマークだそうです。
いくつかの種類があり、かごの中から目をつぶって選びました。


コインみたいなものがお守りで、裏にはLeadershipという言葉が。ポーチは別に購入。


美術館や博物館ではミュージアムショップでの買い物も楽しみのひとつです。ああああ~~~っ買ってくればよかった、と思った時、ふと検索してみたらオンラインで購入できた、ということもありました。

V&A博物館(Victoria and Albert Museum、イギリス・ロンドン)オンラインショップとか、MoMA(ニューヨーク近代美術館、アメリカ・ニューヨーク)オンラインショップとか、ほんとに有難い世の中です。
こんなところでもインターネット、ネットワークなどのお世話になっているんですね。

オンラインで見学できる美術館・博物館やオンデマンド配信で観られるライブもありますが

さて、クラウドやATBeXに絡む話に進みましょう。

国公立や資本がある美術館・博物館、大手の会社が製作し上映・上演する映画や舞台は、早速クラウドやネットワーク環境を構築して、バーチャルツアーやオンデマンド配信をすすめているところも多いようです。

一方で、こじんまりした美術館やインディペンデント(独立)系の映画、舞台などは、そのような施策に取り組むことについて、予算上、そして人員の確保や技術面、ノウハウの面でも難しいのではないだろうか、と想像してしまいます。
そのうえ2021年の新型コロナウイルス流行というこの状況。いたしかたなく企画展中止や公演中止、そうでなくても入場できる人数を絞るという対応は、存続するということに直接影響しても不思議ではないですよね。

こういうモヤモヤこそ、こんな状況下でこそ、ATBeXとクラウドの組み合わせでなんとか解決できないもんかしらね、と考えている今日このごろ。

クラウドやATBeXが美術館・博物館、映画・舞台と手を組んだら?

たとえばの話ですが、考えてみます。いまこの日本にもかつてのメディチ家のようなパトロンがいたとしたら。

篤志家の彼らが、ATBeXを介したクラウド接続を希望する美術館や博物館、インディペンデント系の映画製作者や劇団などに、その環境と技術者・運営要員を提供したら。そして、見る側が少しずつでも・・・、気に入ったら見る側が感じた価値だけ支払う、などでもいいから、世の中に出せなくなっている作品を出しつつ活動資金がなんとかなったら。

それらをスピルバーグ監督の「レディ・プレイヤー1」並のリアリティで鑑賞できるようになったら??などと、想像をたくましくしています。

もしもそうなったとしても、今後気兼ねなく実物を観に行くことができる状況になったら、私は実物「も」きっと観に行っちゃいます。なぜならば「そこに行く、鑑賞するまでのプロセスと返ってくるまでの道のり」あわせてが、自分にとっての「鑑賞」だからです。

でも、今みたいな状況下ではバーチャルツアーもほしいです。気軽に、ふとした時に、国外であっても「レディ・プレイヤー1」並のリアリティで鑑賞できるなら、そりゃ嬉しいですよ!

こんなケースも実際あります、アット東京がエンターテインメントの黒子に

箸休めブログ1回目で描いたすてきな世界、ATBeXが目指す世界。ATBeXがビジネスだけでなく、世の中の、未来のためになっている世界。さまざまな分野の近未来のアプリケーションがATBeXと組み合わさり、ATBeXの機能であれこれ便利なことが実現し、ATBeXが世の中に活用される基盤として重要な役割を担っている世界。

その予感はもう現実になりはじめていて、わくわくしています。

たとえば、2018年の大晦日におこなわれたとあるアーティストさんの年末ライブでの演出上で使われたクラウドとのダイレクト接続。エンターテインメントの最前線とアット東京のクラウド接続サービスが結びつくなんて・・・と、実に嬉しかったです。

また、先日のオリンピック・パラリンピックでの配信に利用くださったケースもありますし、デジタイズした映像などのデータをクラウドに保管されているお客さまもいらっしゃいます。

そうそう、アット東京には「アット東京Cloud Lab」というサービスがあります。
ライブだから短期間使えればいい(短期間しか使わない)んだけど・・・という方々にぴったりの、1日からクラウド環境をお使いいただけるというサービスです。
ライブ配信のみならず、たとえば、美術館・博物館の、開催期間が決まっている「企画展」などでもぜひ、と思う次第です。

たとえば。

2017年に、我が愛するV&A Museum(前述)の「DAVID BOWIE IS」- David Bowie大回顧展(URLリンク元:FASION PRESS)ワールドツアーがあり、アジアでは東京が開催地になりました。
東京にお住まいでない方はいらっしゃりにくかったのではないでしょうか。
そもそもチケットが取れなくて大変でしたしね 泣

この時にはまだ当社に、アット東京Cloud Labというサービスはありませんでした。

もしもサービスインしていたら、私は営業担当の某 I 川氏の腕をひっつかんで「DAVID BOWIE IS、あの 大回顧展が来る!提案しに行きましょう!!行く!!!行くと言ったら行くのだ!!!!」と説得していたでしょう。

そして主催者の皆さまのもとに駆け込んで「DAVID BOWIE IS-David Bowie大回顧展を、当社の”アット東京Cloud Lab”で配信しませんか。 1日単位で、必要な期間だけお使いいただけます。予定があわなくて展覧会場に来場できない方もオンデマンドで閲覧可能になりますし、キュレーター(学芸員)さんによる館内ツアーやトークセッションのライブ配信だってできます」と申し上げていたでしょう。

もしかしたらロンドンのご本家V&A Museumまで、営業の某 I 川氏を道連れにして乗り込んでいたかもしれません(自分を客観的にみて、私は、やりかねなかったと思います)。

この企画展ののち、「DAVID BOWIE IS The AR Exhibition」(リンク元:DAVID BOWIE IS The AR Exhibition)でAR(AR:Augmented Reality、拡張現実)の展示物を閲覧できるようになりました(スマートフォンのアプリ有)。

ちなみに、この回顧展のメイキングのフィルム(企画展開催までのドキュメンタリー、リンク元:Culture-Ville)も公開され、学芸員が主役という内容だったこともあり、私は5回、劇場に観に行きました・・・

これからもどんどん、デジタル・ネットワーク技術が芸術やエンターテインメントの世界においてもソリューションになって役立っていくといいなあ、と願います。その結果、作品たちがみんなにとってより身近なものになり、気軽にいつでも鑑賞できるようになるといいな・・・と。そして、気兼ねなしに美術館・博物館に行ったりお芝居を観たりできるようになる日を心待ちにしている次第です。

箸休めついでということで、もうひとつ。このブログの最初にお見せしたお守りを買った、UBC人類博物館の展示物の写真をお見せして、今回はここまでといたしますね。

写真撮影禁止ではないところもあり、大喜びで撮りました。これらは、ネイティブの民族のもの。
乗っかっちゃダメよ、という注意書きには笑いました。なんておおらかなんだ・・・
ちなみに中央にあるちいさな表示は「撮影禁止」の注意書きかなと思ったら、そうではなく
「もともとここにある展示物は、いま、ほかの場所に移動しています」という内容でした。




この記事を書いた人 @広報の中のヒト1号

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