広報担当が書く箸休めブログ…映像・コンテンツ業界について聞いてみた

2022.02.10

その他

皆さまこんにちは。「広報の中のヒト1号」が書く、不定期連載の右脳系ブログコーナーにようこそお越しくださいました。
どうぞよろしくお付き合いのほど、お願い致します。

先日、映像業界の方々に昨今の状況話を聞いてきました。今回はそれをシェアすることから始めたいと思います。


オンラインで音楽を聴く、映画やテレビ番組、舞台を観るのは普通のことに


2022年1月4日付Forbs Japanのオンラインニュース
によると、かのDavid Bowie(デビッド・ボウイー)の全楽曲、400曲あまりの権利を、ワーナーが買い取ったそうです。音楽の楽しみ方、聴き方が変わってきて、このように楽曲の権利を得て配信するというビジネスのやり方が盛んになっていく、ということでしょうか。

ちなみにDavid Bowieについては10月の箸休めブログでも触れましたが、過去におこなわれた大回顧展ワールドツアーのコンテンツもオンラインで閲覧できるようになっています。

そして伝統芸能の世界もデジタルアーカイブの時代に。

2021年10月から、これまで国立劇場で上演してき公演の記録映像をオンラインで鑑賞できる「国立劇場くろごちゃんねる」が開設されたのです。

今年、新年1月3日に撮った、演目が記されている国立劇場看板の写真です。
こういう演目も、後日アーカイブ映像で観ることができるのでしょうか。


そしてテレビも。

筆者が大好きないま放送中の「朝ドラ」も、「朝」ドラといいながら、見逃し配信やらオンデマンド配信のサイトやら、で好きな時に観ることができるので、最近は仕事を終えて夕ご飯をいただきひと息ついたところで、見逃し配信で視聴するのが楽しみになりました、「朝」ドラですけど「夜」ドラ状態。

これはもう「配信さまさま」です。

こんな恵まれた環境になったのも、私たち視聴者のために権利関係に折り合いをつけたり、映像提供の準備をしたりと骨を折ってくださる映像制作業界の皆さま、コンテンツホルダーの皆さま、そして通信回線やネットワーク業界の皆さまのおかげだと思います。


そこで、ちょうど映像制作業界の雄といわれる超大手某社におつとめの知人(敏腕プロデューサーことS木さん、と言っておきましょう)に、映像制作業界の皆さまの状況を諸々聞いたところ、会社の各部門の方々からヒアリングをしてくださいました。

せっかくなので、ほぼそのまま書きます。


配信のニーズ、状況やいかに

質問1

「オンデマンドや、ライブの配信をしたい」という相談は増えていますか?

こたえ

 (映像コンテンツ制作部門)
2020年ほど急増してはいませんが、相談はありますね。

(WEBサイト構築制作部門)
新型コロナウイルスの流行によって2020年からイベントができなくなってから、配信のお話はとても増えています。オンラインセミナーから、社内イベントまで、さまざまですね。

そしてコンテンツとして残しやすいため2次利用して配信できる、という特性もありますから、今後も増えていくと思っています。リアルからオンラインの配信になることへの抵抗もなくなったと感じています。


(映画担当部門)
映像制作会社の映画部門なので映像、映画を「制作する」のが本業なのですが、相談はたまにあります。

質問2

映画やテレビドラマ、CMやプロモーションサイト、音楽、演劇など、それぞれの状況についてはどう感じていらっしゃいますか。

こたえ

(映像コンテンツ制作部門)
コンテンツ制作はコストがかかります。なので、提供側としては、配信するにも一定規模以上の動員の見込み、課金の仕組みが必要だな、と感じています。

(WEBサイト構築制作部門)
映画やドラマはサブスクリプションが主流になってきています。ライブの配信は音楽、演劇で進んでいくかと思いますが、一方で、鑑賞料やグッズ販売など収益を得る為の構造を見直さないといけないかもしれませんね。

(映画担当部門)
たとえば映像配信サイトで配信するコンテンツ制作の話などは増えているなぁと感じます。

質問3

特設サイトでの動画配信やライブ配信などの状況をみていて、今現在、どのように思われますか?

こたえ

(コンテンツ制作部門)
新型コロナウイルス流行の状況が落ち着くにつれて、リアルに回帰しているように感じます。

(WEBサイト構築制作部門)
プラットフォームが散在している状況で、どの仕組みがいいんだか・・・ということもあり、企業側の皆さまも模索中というふうに見て取れます。

(映画部門)
映画は劇場で観ていただくのが基本ですので、はじめから配信がメインの目的という話は、今もあまりないですね。

質問4

映画制作会社が自らオンデマンド配信をするというような動きは高まっていますか。

こたえ

(WEBサイト構築・制作部門)
私共の会社は作品をオンデマンド配信はしていませんが、今後映画会社も劇場以外に、サブスクリプションでのオリジナルものの制作は増えていくと思います。

日本はテーマがドメスティックなものになりがちなので、世界配信を目指す場合は、企画段階からその前提で内容を考えていくことが必要になると思います。



S木さん、お忙しい中ご協力くださり、本当にありがとうございました!!

ふーむなるほど。映像制作の世界、同じ会社の中でも部門によって・担当なさっているものによって、案外と状況が違うのですね。
やはり「その場で観る、参加する」ことがだいご味、ということもありますね。

ここで今回お話を伺った映像制作のプロ、S木さんたちの雄姿をお見せしておきましょう、
当社コンテンツの映像を撮影くださったときのものです。


メディア・コンテンツ業界担当営業に、肌で感じていることを聞いてみた


さて。

映像業界のS木さんを通して、動画配信やライブ配信などにおいては「プラットフォームが散在していて企業側も模索中」というコメントをいただきました。

ではここで、当社の営業担当は、その業界の皆さまの動向をどのように感じて、当社がどのようにお役に立てると考えているのでしょうか。

以前の箸休めブログにも登場したI川氏に聞いてみました。

当社のメディア・コンテンツ業界担当営業のエースI川氏によると、その業界が求めるインフラ部分においては、次のように感じているそうです。

①圧倒的なスピード感!

イベント等の生配信を始めとして、その案件の日程は確実に決まっています。

ですから、私どもインンフラ側は、とにかくスピードが必要とされます。

とにもかくにも、まずは繋げてくれ!というくらいの勢いを感じるそうです。

②クラウドの柔軟なバリエーションが使いやすい

配信にはメガクラウドが利用されます、それは、クラウドはお客さまがサーバなどの資産を持たなくてすみ、便利に利用できるから。

柔軟にスケールアップ/ダウン/アウト/インが可能で、大切な「スピード感」をもって対応できます。

③失敗ができない本番、クラウドとの接続方法は「ダイレクト」が主流

クラウドに接続する方法はインターネット経由でもできます。

とはいえ、「生配信」や、トラフィック量が多いイベントともなると、やはり「Direct Connect(ダイレクトコネクト、アット東京流にいうとプレミアムコネクト)」のような専用接続を希望するお客さまが多いそうです。

そうですよね、「失敗は許されない」「楽しみにしてくださっているお客さまに、確実に遅延なく配信する」ことがミッションですものね・・・


そこで当社の出番。

「コネクティビティセンター」ともいうべき、アット東京がお役に立てるのがここ、とのこと。


とある大型スポーツイベントで配信をした事例をご紹介


ここでI氏が、前述の①~③を思い浮かべながら読んでいただきたい、と、当社でお受けした事例を紹介してくれました。

それはある大型スポーツイベントで、現地(東京)から配信するもの。AWSへトラフィックを流し、配信していく構成でした。

開催まで2ヶ月を切り(もうこの一文だけでドキドキしちゃいますが)、ネットワーク設計がまだされていない状況だったそうです(ひええぇぇ~)。

この案件で当社は、Direct Connectまでの回線、BGPルーティング、キャリア終端装置のみのお預かりの3点を担いました。

そしてなんと、ほぼまっさらな状態から約1ヶ月で、現地~AWS間の専用接続構成を実現したというのです。

その大型スポーツイベントのシステム構成はこんな感じだったそうです。


この構成の良かったところは

  • お客さまは資産として持つものはない
  • 最低利用期間も1か月でOK(一般的には、データセンターのラック利用は年単位なのです)
  • 短期間のスポットイベントにはうってつけ、必要最低限のコストで希望する構成を実現(当該イベントもちょうどひと月くらいの期間でじゅうぶんだった)


この案件を当社に依頼くださったメディア業界のお客さまからは(他のお客さまからも、だそうですが)、

  • スピード感
  • コストパフォーマンス
  • フレキシブルな構成、対応


という面で評価いただいて、とても嬉しかったそうです。

営業I氏によると「新型コロナウイルス流行をきっかけにこのような案件は増えていて、今後もこういった事例が多くなる」と推測しているとか。
とても使いやすいソリューションで、かつ安価におさまるのでおすすめ、とのこと。
(営業的にはもっと売上がほしいところだけれど、そこはお客さま第一! だそうです、泣かせます)

そして「配信を担うメディア業界さんとは相性がいいのではないかと思う」とのことでした。

(忙しい時期の情報提供に感謝)


さてもうひとつ。コンテンツ配信・アーカイブ、ライブ配信などの方法を考えている皆さまのために


接続サービス、プラットフォームという言葉が出たらクラウド接続、ATBeX、と条件反射で想起してしまうのがアット東京社員の私たちです(なんといっても、ここのサイト名は「ATBeXポータル」)。

映像配信、ライブ配信にはアット東京の接続サービスをぜひ、お使いいただきたいものです。

アット東京はダイレクト接続ポイントで、またはATBeXを介して、メガクラウドやATBeXのパートナー各社さまのサービスにつなぐことができるプラットフォームを持っているのです。

ここであらためてご紹介したい、アット東京のクラウド接続サービス・ATBeXはこんなかんじ


以前のブログで「ライブ配信にぴったり」とご紹介
した「アット東京Cloud Lab」もありますから、短期間の利用もウエルカムです。

いつでも、お問い合わせください。

それと。

当ブログに登場する頻度が高い「営業I川氏」も当サイトに寄稿し、こちらでご覧いただけます。

I氏が「ゆう」君か「すけ」君かを推理してみてください 笑


この記事を書いた人 広報の中のヒト1号

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