2022.02.03
こんにちは、
JANOG大好き Meat YUです。
突然ですが…JANOG Meetingってご存知ですか?
“JANOGとはJApan Network Operators' Groupを意味し、インターネットに於ける技術的事項、および、それにまつわるオペレーションに関する事項を議論、検討、紹介することにより日本のインターネット技術者、および、利用者に貢献することを目的としたグループです。”(JANOG HPより抜粋)
JANOG Meetingは現地開催+オンラインのハイブリッド開催で、当社は毎回参加しており、サービスの紹介をしています。
ネットワークチームもミーティングに参加し、会社を挙げて参加しております!
2022年1月26日~28日で開催されたJANOG49の現地開催は、鹿児島で開催されました。
今日は、JANOG49 Meetingを簡単ですが紹介していきたいと思います!
JANOG49 Meeting 開催概要
日時 2022年1月26日(水)~28日(金)
開催 現地開催(鹿児島)+オンラインのハイブリッド開催
参加費 無料 (本会議)
主催 日本ネットワーク・オペレーターズ・グループ
ホスト 株式会社シナプス
今回のテーマは、さまざまな困難や課題に対しても、JANOGコミュニティが対応して乗り越えていけるということで『乗り越える』だそうです。
① ウィズコロナ時代のミーティング開催の形
② JANOG49を「乗り越える」経験の発表の場としたい
③ 越境エンジニアの応援
JANOG49 Meetingの見どころが動画で紹介されておりました。
何より、JANOGer(JANOGに参加している人たち)はB級グルメが大好きで有名です!(私の勝手なイメージですが)
ちゃんと動画でも鹿児島のB級グルメについて語られていて、見ているだけでお腹が鳴りました・・・
JANOG49 Meetingの感想
オンラインにてJANOG Meetingに参加した、ネットワークチームの福田さんより感想を聞きました!
「私はJANOGには今まで4回参加していて、毎回いろんな学びがあるので参加することをいつも楽しみにしています。今回特に注目していたいのが、セイコーソリューションズさまの『GPSのロールオーバー、次は2038年...ではないんです。』という講演です。
実は、取り組んでいる業務の1つにNTP(stratum1)サービス(KC1)のサービスイン準備があります。
CC1でのNTP(stratum1)サービスをKC1で提供するだけではなく、CC1での運用改善事項も盛り込めたらと準備を進めています。サービスインまでの過程やサービスイン後にはお客さまや営業部門からの問い合わせが増えることが考えられるので、その際に正確な回答をするためにも情報のアップデートができればと思っていました。
実際に、セイコーソリューションズさまの講演では多くの学びがありました。
例えば、ATBeX ServiceLink for NTP (stratum1) サービスで使用しているNTPサービスでもロールオーバーが起こる日付が決まっていて、2032年8月15日0時(UTC)です。これまでは機器更新が検討されていましたが、今回の講演を視聴して単に機器更新をする以外の手段もあることを知りました。
NTPの仕様上どうしようもないロールオーバーという問題に対して、情報をアップデートすることができたのは非常によかったです。NTPについては学ばなくてはならないことが多いのですが、業務に直結する知識や情報を得られることもJANOGの良さの一つだと思っています。
今後、ロールオーバーに向けた検討をし、サービス利用のお客さまは2系冗長にしていただくことでサービスへの影響は少ないですが、できるだけ無停止でロールオーバー対策ができる方法を見つけ、お客さまのビジネスに貢献できたらと思っています。」
展示の紹介
今回のメイントピックは以下の2つです!
アット東京九州第1センター(QC1)について
2021年8月にプレスリリースで発表しましたが、アット東京九州第1センター(QC1)を2021年11月より運用開始しました。今回のJANOG Meetingは鹿児島開催ということで九州の方にも紹介させていただきたいと思いパネルにしました!
九州に拠点ができたことで、当社の目標である
“つづく、つながる、生まれる共創型データセンター”の実現により
「日本社会の未来を支えるプラットフォーム」に1歩近づけた気がします!
ATBeX九州新拠点について
今回、JANOG Meeting開催日(1月26日)にプレスリリースにて発表しましたが、九州拠点には欠かせない「ATBeX福岡アクセスポイント」も2022年夏に開設いたします。
開設することで、ATBeX接続可能先へワンストップで接続可能になるので、お客さまのビジネスの幅が広がるようになって嬉しいです!
また、JANOG49 Meetingのホストである株式会社シナプスが、1月26日にメガクラウド閉域サービス「AcroBiz Cloud Connect」を提供することを発表されました。(参照:プレスリリース)
このサービスは、当社のATBeXを利用して「Amazon Web Service(AWS)」「Microsoft Azure」「Google Cloud Interconnect」への接続を提供していただいております。
鹿児島の自治体、企業さまのDX推進にATBeXを利用いただけること大変嬉しく思います。
さいごに
コロナ過でインターネットに携わる技術者にも大きく変化があり、乗り越えるためにもJANOGという情報交換、話し合いをする場は重要であることを再確認しました。
本来は、コロナ前のように1000人以上の人が現地に集まりたくさん語り合い、コミュニケーションをとりリレーションを高めるのが理想です。
早く、コロナが終息してこれまでのJANOGが戻ってくるのを心待ちにしている私です!
次回JANOG50 Meetingは、2022年7月13日~15日に北海道函館市で開催されます。
その頃には、コロナも落ち着いて、現地で直接コミュニケーション取れるようになることを切に願います。
この記事を書いた人 @Meat-YU
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