ATBeXトラフィックレポートサービス【付随機能】のご紹介

2024.08.21

技術関連

みなさん、こんにちは。

8月に入り、ひときわ厳しい日差しが照りつけておりますが、皆さま変わらずお健やかにお過ごしでしょうか。

ATBeXトラフィックレポートサービスのご紹介』でATBeXトラフィックレポートサービスについてご紹介しました。

ATBeXトラフィックレポート には幾つか【付随機能】があり、今回はこれらについてご紹介したいと思います。

目次

 

ATBeXトラフィックレポートサービスとは

まずは「ATBeXトラフィックレポートサービス」について簡単に説明します。

(詳細は『ATBeXトラフィックレポートサービスのご紹介』をご参照ください)

「ATBeXトラフィックレポート」はATBeXのオプションサービスで、ATBeX網内でトラフィック監視したい場合にご利用いただくサービスです。(※1)

なお、トラフィックの状態はインターネット経由でブラウザから確認いただけます。

(※1) ATBeXではSNMP MIB情報の取得について、お客さまへ開示しておらず、お客さま側の監視ツールでATBeX網内の機器上でのトラフィックを監視いただくことはできません。そのかわりに監視ツールやインターネット上での閲覧画面を併せ持つ、このサービスを提供しております。

図1:ATBeXトラフィックレポートサービスの監視ポイント

 図2:ATBeXトラフィックレポートサービスの画面イメージ(表部分をクリックすると拡大します)

ATBeXトラフィックレポートサービスの【付随機能】とは

「ATBeXトラフィックレポート」では下記の【付随機能】があり、お客さまの利便性向上につとめています。
(【付随機能】は個別対応となりますので、詳細は営業担当にご連絡ください。)

機能名 機能概要
回線の表示集約機能 複数回線を1つの画面で集約して表示
アラート通知機能 しきい値を定め、超過した場合にメールなどで通知
Web APIによるトラフィックデータ提供機能 トラフィックデータ(通信量)をWeb APIで提供

表示内容の集約機能

「ATBeXトラフィックレポートサービス」では、回線ごとにトラフィックが表示されます。(1回線1画面)

お客さまが複数のATBeX回線をご利用いただいている場合、各回線でトラフィックを確認する必要があります。

このような場合、複数の回線を1つの画面に集約させることができます。(複数回線1画面)

図3:表示内容の集約機能の画面イメージ

アラート通知機能

「ATBeXトラフィックレポートサービス」では、「トラフィックに対するしきい値」と「アクション」を定義可能で、お客さまの運用を支援します。なお、検知したアラート内容はWeb画面でも確認できます。

定義項目 定義内容
トラフィックに対するしきい値 「4段階のしきい値(上上限・上限・下限・下下限)」を設定可能
アクション 「メール通知」と「警告灯鳴動(※2)」から選択

(※2)当社センターで事務所を利用いただいているお客さまのみに提供可能

図4:しきい値設定のイメージ  

図5:アラートメールのイメージ(表部分をクリックすると拡大します)

図6:アラート内容の確認画面のイメージ(表部分をクリックすると拡大します)

(注)各種画面の内容は変更される場合があります

Web APIによるトラフィックデータ提供機能

「ATBeXトラフィックレポートサービス」では、「Web API(※3)」によりトラフィックデータ(通信量)の情報を提供可能です。

(※3)「Web API」とは、Web上で提供されるアプリケーションプログラミングインターフェース(Application Programming Interface / API)を意味し、このAPIにより異なるシステム/アプリケーションの間でデータを連携できるようになります。

図7:Web API連携のイメージ

@EYEサービスとは

「ATBeXトラフィックレポートサービス」は、『アット東京オリジナルのDCIM』により実装されています。

DCIMとはData Center Infrastructure Managementの略で、データセンター内の設備監視を行うツールです。

アット東京ではDCIMのサービスとして「@EYE®」というサービスを提供しており、このサービスの仕組みを利用して本サービスを実現しています。

では、「@EYE®」とはどのようなサービスなのでしょうか。

『@EYE®』は、データセンター設備の稼働状況インターネット経由でモニタリングできるサービスです。

他社DCを含め、お客さまサーバー室の稼働状態の見える化、運用の効率化・省力化などを強力にサポートします。

図8:@EYEサービスの概要

データセンター内で稼働する機器(例えばお客さま契約ラック内の電気の使用量や室内温度など)の状態からアット東京と契約いただいたインターネット回線やATBeX回線のトラフィック量まで、さまざまな情報を1つのWeb画面で統合的に確認いただけます!


詳細についてはアット東京の 担当営業にお問い合わせください!!

 

この記事を書いた人 徳竹

同じカテゴリーの記事