2022.02.17
先日発表した、2022年夏にサービス提供開始を予定している「ATBeX福岡アクセスポイント」(以下、ATBeX福岡)について少しお話をさせていただきます。
ATBeX福岡は、アット東京九州第1センター(QC1)内に開設されます。
QC1は昨年11月よりデータセンターサービスの提供を開始し、お客さまのご利用も少しずつ増え、ご相談や商談のお問い合わせなどじわじわ盛り上がってきています。
そんな中で、まず1番に聞かれることはQC1でATBeXを使うことはできますか?ということでした。
2020年に大阪でのビジネスに参入してから、アット東京は東京でのみサービス展開している、という概念はなくなり、東京以外の地域でもサービスを展開していく会社であるという認識が徐々に定着してきました。
そして、東京、大阪に次ぐ第3の拠点として、コンテンツや通信の事業者さまからの『アット東京は九州やらないの?』という熱い(?)お声をいただいたり、アット東京としてもトラフィックの地方分散や地方でのデジタル化推進の一助を担いたいという想いもあり、九州の福岡にデータセンターを開設することを決め、運用を始めることといたしました。
九州でデータセンターサービスの提供を開始することをオープンにし、営業活動や情報交換を始めてみたら、東京のデータセンターをご利用のお客さまのバックアップ拠点や新たなビジネス拠点としての需要や、九州エリアのお客さまから福岡でクラウド接続をしたいという需要が少しずつですが見えてきました。
ATBeXを使ってCC1やDC12と接続できたらいいなぁとか、大阪や東京まで回線を引かなくてもATBeXを使ったらクラウド接続できるよね?とか、ATBeXのことをご存知のお客さまからは逆に突っ込みを頂戴することもあったり・・
もともと九州でデータセンターサービスを始めるにあたり、ATBeXのアクセスポイントも作りたいとは思っていたので、もうやるしかない!です。
ということで、計画を具体化し、ほぼスケジュールも決まってきたため、1月26日に発表しました。
アット東京、「ATBeX福岡アクセスポイント」を開設
~ATBeXがより広域で接続可能なネットワークプラットフォームに~
今考えている狙いとしては、ご利用のお客さまに次のような環境を提供できたら、そして、九州市場活性化の刺激になって、何らかのお役に立つことができればと思っています。
- トラフィックの分散化
- 遅延の少ないトラフィック交換の場
- 拠点の冗長利用
- クラウド利用の推進
ただ、これらは私たちが考えていることなので、使い方はお客さまの自由です!
アット東京は常に、お客さまは使いたいところを自由に選択でき、事業者は自由にビジネスできる環境を中立な立場で提供するニュートラルなビジネス拠点を創りたいと思っています。
また、つながりやすいオープンなコネクティビティ環境に寄与すべくビジネス展開に取り組んでいます。
ATBeXの可能性は無限大だと思っていて、こんなことができないかな?というお話があればぜひお聞かせください。
さらに、福岡市はいま、海外の金融機関などが集まる「国際金融機能誘致」に動き出しているとのことです。
アット東京は東京や大阪の中央センターで多くの金融のお客さまにご利用いただいております。九州でも金融ビジネスを盛り上げるためのお手伝いができればと考えています。
ATBeX福岡はこれから構築というステータスですが、東京、大阪同様お客さまに安全で安心に使っていただけるよう準備しております。
皆さまの声でつづく・つながるサービスをアット東京は提供し続けます!
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