ATBeX Meeting2開催レポート

こんにちは!ATBeX Meeting事務局のIG-9999です。

去年に引き続き、今年もATBeX Meetingを開催しました!ATBeX Meetingは、ATBeXパートナー企業や関連企業の皆さまへの感謝の気持ちを伝えるだけでなく、業界動向の共有やパートナーさま同士の交流を深めていただくことで新たな協業のきっかけとすることも目的に、年に1回程度開催しております。

去年が初の開催、今年は二回目ということで「ATBeX Meeting2」として開催し、64社172名の方々にご参加いただきました。

開催前のセミナー会場の様子

去年は無事に開催できるのかどうかが事務局としての一番の心配ごとで、十分に集客できるのか?会場は丁度いい広さなのか?来場者のためになるプログラムが調整できるのか?など、何もかもが初めてのため心配事も尽きませんでした。

それに対してATBeX Meeting2は前回開催時のノウハウがあるので、初回と同じ心配はあるものの、経験に基づいてもう少し落ち着いて対応できたように思います。

その一方で、「初回と比べて進化した会にできるのか」という、二回目ゆえの不安がありました。

私はよく映画を観ますが、最初の作品が面白く期待して続編を見ると、意外と平凡な出来でガッカリすることがあります。イベント開催も同じで一度参加して満足すると、無意識のうちに次はもっと面白いのでは?と期待するのが普通ではないかと思います。

ATBeX Meeting2は今話題のガバメントクラウドをテーマとして開催。皆さまの関心が集まる内容のセミナーとなり、ご参加くださった皆さまの数は去年の139名から172名にまで増え、大変嬉しい結果となりました。

更に今年7月に運用開始のCC3もセンター見学会に盛り込むことができ、非常に充実した会になったと感じております。

去年度から引き続きご参加いただいた皆さまはいかがでしたでしょうか?開催概要を振り返りたいと思います。

ATBeX Meeting2 開催概要

■開催日時■

2024年9月13日(金)

 セミナー:15:00~17:30(開場14:30)

 懇親会 :18:00~19:30

■開催会場■

東京會舘 丸の内本舘(東京都千代⽥区丸の内3-2-1)

 セミナー:7F SAKURA 

 懇談会 :7F ROYAL

■開催内容■

 セミナー:ガバメントクラウドを大枠のテーマとした4セッションのプログラムで開催

 懇親会:セミナーと同じ東京會舘内で開催

 センター見学会:CC1とCC3の両方のセンターで開催

セミナーのハイライト

セミナーでは5名の方に以下の内容でご登壇いただきました!

ご登壇者の皆さまは、ご多忙のところ登壇を快諾いただき誠にありがとうございました。

最初のセッションは「メガクラウド」の枠で、日本マイクロソフトソフト株式会社の宇田 周平さま株式会社プログライブ コンサルティングの酒見 一幸さまで、タイトルは「閉域接続?それともゼロトラスト? Microsoft クラウドとの多様な接続パターン」です。お二人でそれぞれ前半と後半に分けて、Microsoftさまとのネットワーク接続について説明してくださいました。

宇田さまにはExpressRouteなどのMicrosoftクラウドへの接続パターンの概要を、酒見さまにはゼロトラストでの接続方法であるMicrosoft Entra Private Accessのご紹介と閉域接続との比較を解説いただきました。宇田さまと酒見さまは普段から弊社のCloud Labをよく利用されています。宇田さまは個人のコンテナデータセンターを開設され、酒見さまはMicrosoft MVP for Azureに選出されており、本当に凄い方々がCloud Labを使われていますね。お二人のスペシャリストならではの分かりやすいご説明に、開催後のアンケートでは「説明がとても分かりやすい」や「もっと長く説明を聞きたかった」等のコメントが複数届きました。

次のセッションは「地域APからのATBeX活用」の枠で、株式会社エネコムの津森 洋伸さまに「ATBeXを活用した中国地方におけるサービス展開」のタイトルでご登壇いただきました。

津森さまは中国地方でのATBeXを活用したサービス展開について官民両方の事例をご紹介くださいました。ATBeXパートナーにはそのようなサービスを組み合わせて提供する構築パートナーだけでなく、中国地方以外でエネコムさまのようにATBeXを活用した接続サービスを提供いただいている相互接続パートナーも多くいらっしゃいます。津森さまのセッション内容はそのようなパートナーさまにとって特に参考になる内容だったのではないかと思います。

休憩を挟んだ後のセッションは、ネットワンシステムズ株式会社の磯村 和信さまに「地方公共団体のマルチクラウド接続に求められるネットワーク ~ATBeXを活用したガバメントクラウド接続事例~」というタイトルでお話しいただきました。

ガバメントクラウドへの接続の選択肢と課題について、実際の提案での実例を交えながらの解説は、今まで接続構成について漠然と考えていた方でも、今後の提案でより具体的な構成イメージが沸くような内容だったのではないでしょうか?多くの自治体さまにATBeXを活用した接続構成を提案くださっている磯村さまならではの充実した内容でした。

最後のセッションは自然科学研究機構 国立天文台 兼 デジタル庁の大江 将史さまにご登壇いただき、「人を遺せる人を遺すということ ~国力低下の連鎖を食い止めるために~」という刺激的なタイトルで人材について語っていただきました。

大江さまは去年に引き続きのご登壇で、去年参加された方々は大江さまの再登壇を心待ちにされていたと思います。今年もATBeXの枠を超えて、これからの日本のITを担う人材をどう発掘し育成すべきかという大きなテーマでのお話でした。冒頭は3つの問いから始まりましたが、参加された皆さまは3問とも正確に回答できましたでしょうか!?知識を持っていることも大切ですが、何事に対しても「なぜ?どうして?」を深掘りできる方が必要とされていることに気づかされるセッションでした。

開催する前から感じていたことですが、改めてセミナーのプログラムを見るにつけ、講師の皆さま方が本当に充実した内容の講演をしてくださったことに、心から感謝を申し上げたいです。

ユニークな経歴をお持ちの方ばかりで、大勢の聴講者の皆さまを前に非常にリラックスして話されていて、楽しく興味深く、聴くことができました。クラウドへの接続パターンのお話から、ATBeXの活用事例やガバメントクラウド事情、更には人材の見極めまで、幅広いテーマでお話いただきました。

懇親会の雰囲気

懇親会でのアット東京 海老根本部長による乾杯の挨拶

東京會舘さまの料理は今年も好評でした。会場選びの際に食事の美味しさも重視していたので、「食事が美味しい」というフィードバックをいただくと会場に東京會舘を選んで良かったなと思います。

 

料理の写真を見るだけでお腹が空いてきます・・・

懇親会会場ではいろいろな方と名刺交換できる反面、人口密度がセミナー会場より高く、自由に動き回れるスペースの余裕がなかったかもしれません。会場選びは難しいですね。

センター見学会の様子

9/12(木)開催のCC3見学会の様子

CC1とCC3両方のセンター見学会を開催し、特にオープンしたばかりのCC3が人気でした。2024年7月にオープンしたDCですが、社外に向けたセンター見学会ではサービス開始以降、最大規模となりました。

写真は9/12(木)開催のCC3見学会の写真ですが、9/13(金)のATBeX Meeting2当日朝の回では40名以上の方々にご参加いただきました。

イベント全体を振り返って

開催後、参加くださった皆さま宛てにアンケートを送付し、想定より多くのフィードバックをいただきました!

それだけご参加の皆さまのATBeX Meeting2に対する強い期待や思いがあったのだと想像しています。

質問:セミナー全体を通しての満足度を教えてください。

質問:懇親会全体を通しての満足度を教えてください。

質問:センター見学会の満足度を教えてください。

セミナー、懇親会、見学会において「満足」以上の評価の割合が非常に高い結果となりました!

ただし評価はしていただきつつも、次回に向けて改善して欲しいポイントもご指摘をいただいています。いただいたフィードバックは今後のイベント運営に活かします!

次回予告!?

ATBeX Meeting2にご参加いただいた皆さま、都内だけでなく遠方からもお越しくださいまして本当にありがとうございました!

参加いただいた方々から"ATBeX Meeting3"を期待する声を多くいただきましたが、期待に応えてさらにパワーアップしたATBeX Meetingを開催したいですね! 

社員一同でATBeXを盛り上げていきたいと思います!

アット東京 八木澤副社長による閉会挨拶

今後ともアット東京とATBeXをよろしくお願いいたします!

この記事を書いた人 IG-9999

同じカテゴリーの記事