セゾン情報システムズ「HULFT Square」との連携発表!セゾン情報システムズのブログにてATBeXを利用した HULFT Squareのくわしい解説記事が掲載されました!

2023年9月14日に、株式会社セゾン情報システムズと株式会社アット東京は

「セゾン情報システムズ「HULFT Square」とアット東京「ATBeX」、オンプレミスや

マルチクラウド環境に分散したデータの連携を閉域網でスピーディに提供」

という報道発表をしました。

セゾン情報システムズさんと言えばやはり通信ミドルウエアの「HULFT」です。

国内市場において圧倒的なシェアを20年以上にもわたってずっと維持している

すごいブランドですね。

今回はそのHULFTブランドの「HULFT Square」というサービスとATBeXの連携

となりました。

HULFT SquareはDX実現に必要な「データ活用するためのデータ準備」や

「業務システムをつなぐデータ連携」を支援する日本発のiPaaS(クラウド型データ連携

プラットフォーム)です。オンプレミス・クラウド・SaaSなどの環境に分散し管理されている

さまざまなデータを、業務システム間、業種、国・地域をまたぎデータ連携させることができます。

ここで、図1)を見てください。

お客さまがオンプレミス環境からこのHULFT Squareをご利用になる場合、

AWSのVPC(Virtual Private Cloud)がHULFT Squareの玄関口となります。

まずお客さまがAWSのVPCを用意する必要があります。

HULFT Squareという部屋に行くには必ずこの玄関口を通って

行かなければいけません。この玄関口をお客さまが用意することになります。

ちなみに玄関口はAWSだけであり、AzureやGoogleの玄関口はありません。

すでにAWSをご利用いただいているお客さまは、AWSの中で

AWS PrivateLink(https://aws.amazon.com/jp/privatelink/によって

接続することができます。

では、AzureやGoogleをご利用中で、AWSはご利用になっていないお客さまは残念ながら

つなげられない、ということなのでしょうか?

新たにAzureの玄関口、Googleの玄関口ができるまで待たないといけないのでしょうか?

もしかしたらそのように誤解されてしまう可能性もあるかもしれませんが、

そんなことはございません。

ATBeXをご利用いただくことで、AWSに閉域でセキュアかつ帯域確保で

接続できます。

図1)の通り、オンプレミス環境からATBeXへ1本物理的につなげば(=ATBeX接続回線)、

ATBeXを経由して、AWSへ、Azureへ、Googleへと複数の接続先に、論理回線(図1の赤線で

示したATBeX論理回線)を通すことができ、接続先ごとに必要な帯域を設定してつなぐことが可能です。

そしてこの度、ATBeXとの連携については、セゾン情報システムズさんのブログで

以下の通り実施手順をくわしく解説していただいています。

特にすぎもんさんのブログは秀逸ですので是非一度ご覧いただけたらと思います!

マルチクラウド環境でのHULFT Squareの利用について ATBeXとの連携で実現してみた

https://dmscube.com/view/post/0/472488

ATBeXと連携しなかった場合と連携した場合の違いがわかりやすく書かれていますので、

連携した場合のメリットをしっかりご理解いただけるのではないかと思います。

HULFT SquareとAzureをATBeX経由でつないでみた

https://dmscube.com/view/post/0/472326

⇒AWSのVPCでのエンドポイント設定、PrivateLink接続の設定、HULFT Square設定の

実施手順が画面キャプチャ付きで、とてもわかりやすく説明されて

います。

HULFT Squareとオンプレミス環境をATBeX経由でつないでみた

<https://dmscube.com/view/post/0/472547>

⇒こちらはマルチクラウド環境でのHULFTによるファイル連携の実施手順が画面キャプチャ

付きで、とてもわかりやすく説明されています。

この記事を書いた人 @Sherpa

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