ATBeX Watch機能のご紹介 ~ユーザ・グループ管理~

みなさま、こんにちは。パルカです。

2025年3月3日、アット東京から新たなWebアプリケーションATBeX Watchのサービス提供が開始しました。

今回はATBeX Watchの機能の1つである「ユーザ・グループ管理機能」について、解説していきます!

ATBeX Watchとは?

お客さまが契約中のATBeX、および関連ソリューションに関する情報を見える化したWebアプリケーションです。

  • ATBeXを契約中のお客さまであれば、ユーザー登録手続きにより無料でご利用いただけます!
  • ATBeX接続回線・論理回線の契約情報に加え、直近のトラフィックもご覧いただけます。
  • 関連ソリューションとして、仮想マネージドルータサービスONUお預かりサービスの契約情報もご覧いただけます。
  • お客さまもアカウントを作成することができ、各回線の閲覧権限をそれぞれのアカウントに設定することができます。【本記事でご紹介】

ユーザ・グループ管理機能について

ATBeX Watchのご利用開始時に、アット東京から管理者ユーザが発行されます。この管理者ユーザを用いて以下が可能となります。

  • 一般ユーザの作成・削除
  • 一般ユーザが所属するユーザグループの作成・削除
  • ユーザグループに閲覧できるATBeX接続回線やサービスの設定


アット東京が作成し発行するのは組織グループと管理者ユーザのみ。
ユーザグループや一般ユーザは自由に作成ができます。

グループについて

グループには以下の2種類があります。

  • 組織グループ
    • 管理者ユーザが所属している大元のグループで、アット東京が作成します。
    • 所属する管理者ユーザが閲覧できるATBeX接続回線やサービスがアット東京により設定されます。

  • ユーザグループ
    • 一般ユーザが所属しているグループで、管理者ユーザが作成します。
    • 所属する一般ユーザが閲覧できるATBeX接続回線やサービスは、管理者ユーザにより設定できます。
    • 閲覧権限の設定は、組織グループに設定されている項目から選択できます。

ユーザについて

ユーザには以下の2種類があります。

  • 管理者ユーザ
    • 申請情報を元に、アット東京が作成します。
    • 管理者ユーザは自身の登録情報(名前、組織名、メールアドレスなど)を変更することができます。
    • 組織グループに設定されたATBeX接続回線やサービスを閲覧できます。
    • ユーザグループや一般ユーザの作成・更新・削除ができます。

  • 一般ユーザ
    • 管理者ユーザが作成します。
    • 自身のログインパスワードのみ、変更ができます。
    • ユーザグループに設定されたATBeX接続回線やサービスを閲覧できます。 

管理者ユーザのメニュー(上)と一般ユーザのメニュー(下)。管理者ユーザの方が多くの操作ができます!

閲覧権限設定

管理者ユーザは、ユーザグループに閲覧可能なATBeX接続回線IDなどを指定することで、ユーザグループに所属する一般ユーザが閲覧する項目を制限することができます。

方法は簡単!
ユーザグループの作成・更新時に、閲覧できるIDを選択することで、そのユーザグループに閲覧権限を設定することができます。
また、連絡先情報を表示するか、回線情報の詳細部分まで表示するかを設定することも可能です。

管理者ユーザでユーザグループを編集するときの画面。「営業部」ユーザグループでは4つの回線が見られるように設定されます。また、回線情報の詳細部分については表示されません。 「営業部」ユーザグループに所属する一般ユーザから見た一覧画面。設定通り、4つの回線のみが閲覧できます。

ラベル・備考

こちらは、グループ・ユーザの仕様に関連する機能です。各ATBeX接続回線やサービスには、ラベルおよび備考として、お客さまが自由にメモを残すことができます。

ラベル・備考の入力画面のサンプル。ラベルは一覧画面でも表示され、備考は多くの記述を残すことが可能。

このラベル・備考は、同じグループ内で共有されます。例えば、同じユーザグループの別の一般ユーザが内容を変更した場合、自身にもその変更が反映されます。
また、別グループの内容は変更ができず、見ることもできません。そのため、管理者ユーザが記述した機微情報や、社外のお客さま向けのユーザグループでの内容は他のグループに共有されず保護されます。

X社営業グループ内の営業社員同士では回線Aの備考は共有され、
X社のシステム管理者や回線Aのお客さまであるY社グループの備考は独立しています。

おわりに

グループ・ユーザ管理機能はお客さま社内の部署・担当者で閲覧できるATBeX接続回線を分けたり、再販先のお客さま用のグループやユーザを作ることができます。

また、「1つの会社で組織グループを複数持ちたい!」「1つの組織グループ内に管理者ユーザを複数作成したい!」といった要望にも対応することが可能です。

ATBeXの契約中のお客さまであればこのような機能を持つATBeX Watchを無料でご利用いただけます。ATBeX Watchを詳しく知りたいという方、興味のある方は是非、下記の問い合わせボタンより、アット東京の営業までご連絡ください。

この記事を書いた人 パルカ

 

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